Happy Empire Day!

 

ブログを始めて丸一年が経ちました。

 

改めまして、祝紀元節&Supermom Japan 9周年。

おかげさまで、日本がテーマの日英バイリンガル教材&雑貨を作り始めて9年。

(私事ですが、小さかった子どもも今では私の背を抜きました…)

 

あっという間の9年間でしたが、気が遠くなりそうな孤独な作業もなんとか乗り越えてこられたのは、『古事記プロジェクトチーム』メンバーと私たちの作品を心待ちにしてくれる皆様からの温かい支援があったからこそだと心より感謝申し上げます。

 

そして…目に見えない不思議な力にも支えていただいていることにも感謝しています。

 

紀元2680年。

日本は今年で建国2680年目。

まごうことなき世界最古の国家、天皇をいただく世界唯一の国家です。

 

今回のブログ、テーマ選びにとても迷いました。と言うのは皆さんが不安に感じているであろう「武漢肺炎」のことも書きたかったのですが、今朝目が覚めて、やはり「建国・天皇」について書くことにしました。

 

このブログを読んでくださっている方はもうご存知かとは思いますが、今一度、日本人にとって、いえ世界にとって天皇とはどういう存在なのか、そして初代天皇である神武天皇から繋がる今上陛下、皇位継承者問題についてもこの機会に書き起こしていきたいと思います。

 

これから書くことは、昨年発売された作品「日本神話紙芝居」最終巻の付録の一部を抜粋し、それを加筆修正したものです。

ここに皆さんとシェアーしたいと思います。

 

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日本の紀元は西暦よりも660年前に始まり、初代天皇であらせれれる神武天皇が即位した年を元年としています。

令和2年(西暦2020年)の今年は紀元もしくは皇紀2680年。今上陛下は神武天皇の子孫であり、日本はこの約2700年間、いえ、それ以上と言われる悠久の時を天皇を中心にまとまってきた誠に稀有な、そしてまごうことなき世界最古の国家です。

 

では、今上陛下は神武天皇から数えて、いったい何代目になられるのでしょう。昨年ご譲位された上皇陛下はちょうど125代目でしたから、今上陛下はその次の126代目となります。(天皇系図は宮内庁のホームページでもご覧になれます)

 

このところ巷でにわかにささやかれている「女系・女性天皇」ですが、神武天皇よる日本建国以来、女性天皇は全て男系であり、かつ、いずれの方も未婚者もしくは未亡人だったという事実があります。その理由は皇位継承において一番大切なのは「血統」であり、それは男系男子でなければ継承することができないとされてきたからです。

 

古代の日本人がこのことを知っていたかどうかは不明ですが、遺伝子の中のある染色体は父親から息子にしか引き継ぐことができないと言うことが、最近の科学調査でも明らかになっています。女系天皇は日本の王朝が変わることを意味し、女性天皇においても、天皇になるということは、例えばある国の「女王」になることとは全く異なる意味を持っています。

 

「天皇」になることは諸外国の王室などとは異なり「特権」ではないのです。それは天皇の役割を理解すればすぐにわかることです。天皇は天上界と地上界の紐帯(繋ぎ役)であり、ただひたすら祖国の安寧と繁栄、日本国民の幸せを天の神々に向かい祈る存在です。「国民を傷つけるくらいなら私を先に」と祈る存在。そこに「己」はないのです。もしそのような存在に女性になっていただくと言うことであれば、それは女性としての幸せを捨てなさいと言うにも等しいことではないでしょうか。

(そのようなこと、同じ女性としてとてもじゃないけど、頼めません)

 

諸外国の王室文化と日本の天皇と皇族方の文化、歴史を同一視することは皇室を安易に危機に追い込むだけではないでしょうか。国際機関や外国人が何と言おうと、日本人が自分たちの文化と歴史は諸外国とは全く異なると意識し守るべきものは守ると覚悟をすることが必要だと思います。

 

皇位継承者問題に関してですが、GHQによって突如廃止された宮家の復活を今こそ政府は躊躇なく議論すべきです。

旧宮家の男性であれば、どなたであっても血筋には全く問題がなく、また、若い方も複数いらっしゃると聞きます。

 

日本の歴史上、存在したことのない「女系天皇」や「女性宮家」を口にする前にすべきことはたくさんあるはずです。

それをしようとしない政府や議員たちに疑念を抱かざるを得ません。

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