読書のすゝめ

 

今年も「終戦記念日」がやってくる。

今年のお盆は里帰りできない方もいらっしゃるだろう。

 

政府は自粛を要請していないにも関わらず、一部の自治体の長が「何か」を根拠に自粛を要請し、

結果、風評被害を恐れ仕方なく受け入れている方もいらっしゃるだろう。

 

ご実家の墓参りが不可能ならば、ぜひ最寄りの護国神社を訪れて欲しい。

そして祖国のために命をかけた先人に思いを馳せてほしい。

ただただ感謝、そしていまだに帰国せぬご遺骨(詳しくは2019年8月11日のブログを参照)には私たちの至らなさを詫びながら、

帰国実現のために何ができるのか、そしてこれから日本をどう守るのかを考える良い機会になるだろう。

 

戦後75年。

このお盆にぜひ、皆様にご一読願いたい本がある。

 

それは今から約40年前に出版されながらも「左翼の論壇に抹殺」され一度は絶版になったものの、

ある個人の強い思いにより2019年に復刻された本だ。

 

タイトルは「日本人に謝りたい」(モルデカイ・モーゼ著、久保田 政男訳)

 

この本を読めば、なぜ日本人が今もなお潜在的に自虐史観に蝕まれ続けているのか、その根元がわかる。

(私の身近にも同世代だが「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」をいまだにあったことだと認識している者がいる)

ここで強調しておきたいのは、これは「日教組」や「反日活動家」など表舞台で分かりやすく動いている人たちの話ではない。

 

これはいわば、そういう人たちを社会から選んで育てて自分たちの目的のために利用する側の人間の話。

その一員だった著者だからこそ知り尽くした国家解体の手段(工作)を赤裸々に語り、謝罪した本である。

 

歴史を紐解けば、私たちが普段口にする耳障りの良い「民主主義」「自由」「平等」という言葉さえ、

誰かが明確な意図を持ってただひとつの目的のために作り出され、執拗にそして巧みに使われてきことがわかる。

 

このように普通の人たちが考えもしないような事象が、最終的には先の大戦に、

さらには戦後日本で実施された「極左的改革」によって利権を得た人たちが跋扈する現在にまで繋がる。

 

ソ連・シナ共産党の生みの親、メディアの正体、とにかく増税したい財務省、

教科書検定で露呈した自虐史観をいつまでも刷り込み続けたい文科省、

日本人が覚醒するのを恐れているその他諸々の輩たちの「謎」が解ける。

 

一方で、私たちに刷り込まれた目に見えぬ「心の鎖」は確かに存在する。

この本はその鎖の存在にさえ気付いていない人たちにも、

なんとなく自覚していてもどうしたらいいか分からないと思っている人たちにもかなり有効だ。

 

その鎖を見事に断ち切ってくれることだろう。

 

子育てに忙しいパパやママも少し時間をとってこの夏は、ぜひこの一冊を読むことから始めてほしい。

本当の敵を知ることで自分たちのことがより鮮明に見えてくるはずだ。

もう惑わされることもなくなるだろう。

 

あなたの人生感、日本に対する思い、世界を見る目が変わると思う。

 

ひいては日本人としての自信と誇りがふつふつと湧き出て、あなたの周囲の人に対する言動そのものが変わるだろう。

子育てに与える好影響は無限大だ。

 

そしてすでに他界した著者自身が望んだように、今、ようやく日本が変わり始める。