カレンダーを見てびっくり!
もうすでに11月半ばが近い。。。
今年も残すところ、あとひと月と2週間ほど。。。
数ヶ月前のことも数年前に感じられるほど、今年は本当に濃厚で目まぐるしい変化の渦の中で生活してきたような1年でした。
でもその渦中にいても、挑みながら、楽しむ気持ちも忘れずに、ただひたすらに前進しました。。。
ひとりじゃなかったから、ここまで来れたんだと思います。
支えてくださった全ての方に感謝申し上げます。
ようやくいろんなことが落ち着き始め、今年もこうして、無事に10月23日に『皇紀カレンダー』を販売開始できたこと、
本当に良かったなと思っています。
今年の表紙は「鳳凰」。
表紙を何にするかは今年の3月には決めていて、それからと言うもの、鳳凰に目がいって仕方がない。。。
意識、しちゃうんですね。。。
選挙後、主人が頑張ったご褒美に京都へ連れて行ってくれました。
どこに行きたいか聞かれたので。。。迷うことなく、小学生時代に修学旅行で行った平等院鳳凰堂!と答え、
炎天下を「暑い」と文句を言う家族を道連れに最寄駅から歩いて行ってまいりました(笑)。
たくさん写真を撮って、資料館にも入って、つがいの鳳凰をじっくりと観察。。。
人生で初めて御朱印帳というものも買ってみました。。。
なぜなら、表紙が鳳凰だったから。。。
実は鳳凰堂の前には行く予定のなかった金閣寺へ急遽行くことに。。。
コロナにより子供の小学校の修学旅行がなくなり、本来訪れるはずだった場所でもある京都。
ついでで本人にどこへ行きたい?
と聞いたら、子供が唯一行きたい場所が金閣寺だったんですね〜。
で、行ってみてビックリ。
ここの屋根にも立派な鳳凰が佇んでいたんですよ〜〜〜。
なんか、呼ばれたなと思いました。。。
『鳳凰』は調和・繁栄・女性性等を表す霊鳥であり、古来より鳳凰が降り立つ地には平和と安寧、そして才能ある人が生まれるという言い伝えがあるそうです。
天皇ともゆかりが深く、その姿は皇室の名宝のひとつである『旭日鳳凰図』に描かれていたり、天皇がお召しになる袍【束帯や衣冠の表衣(うわぎ)】には『桐竹鳳凰』が織り表されています。
以下は『桐竹鳳凰』についての説明文です。(Website日本服飾史より抜粋)
「天皇の袍に織り表される文様。泰平の世を治めた君主を褒め、天上から鳳凰が舞い降りてくるとされる。その鳳凰は地上の梧桐に栖み、六十年に一度稔る竹の実を食して現世に栖まうとする。しかし、乱世と共にたちまち天上へ還るとされ、善君の世の証しとして天皇の袍に織り表されてきた。大儀には黄櫨染の袍を、小儀や行幸には麹塵染の桐竹鳳凰文の袍が用いられた。後代、麒麟を加えて桐竹鳳凰麒麟文とし、筥形の構図に纏められる。」
また、数年前に執り行われた「即位礼正殿の儀」で、陛下がお座りになられた「高御座」にも鳳凰が宝飾されています。
早く鳳凰が再び舞い降りてくる泰平の世になることを祈りつつ、今年のカレンダーには『鳳凰』を描きました。